インフルエンザワクチン
はいつ打つのが良い?
10月・11月・12月の
接種時期を解説
「インフルエンザワクチンは、いつ打つのが一番いいですか?」
秋になると、このようなご質問をいただくことが増えてきます。
インフルエンザワクチンは、
接種してすぐに十分な効果が得られるわけ
ではありません。
また、あまり遅くなってしまうと、
十分な免疫がつく前にインフルエンザの流行が
始まってしまう可能性があります。
そのため、インフルエンザワクチンは
「流行する前に接種しておく」ことが大切です。
福寿メディカルクリニックでは、
2026年度のインフルエンザ予防接種を
10月から開始予定です。
今回は、インフルエンザワクチンはいつ接種するのがおすすめなのか、
10月・11月・12月それぞれの考え方について
分かりやすく解説します。
結論:インフルエンザワクチンは
10月〜11月がおすすめです
最初に結論からお伝えすると、
当院では多くの方に、
10月〜11月頃のインフルエンザワクチン接種
をおすすめしています。
日本では例年、インフルエンザは冬に流行し、
1月末から3月上旬頃に流行のピークを迎えることが多いとされています。
ワクチンの効果が期待できるよう
になるまでには、
接種後おおよそ2週間程度かかる
と考えられています。
そのため、
流行が本格化してから接種するのではなく、
冬になる前に接種を済ませておくこと
がポイントです。
厚生労働省も、例年の流行状況から
12月中旬までにワクチン接種を終えること
が望ましいとしています。
ただし、インフルエンザが流行する時期は
毎年まったく同じではありません。
年によっては早い時期から患者さんが
増えることもあるため、
当院では余裕をもって
10月〜11月頃の接種をおすすめしています。

10月に接種するのは早すぎない?
「10月に接種すると、冬までに効果がなくなってしまいませんか?」
と心配される方もいらっしゃいます。
インフルエンザワクチンの効果は、
一般的に接種後約2週間から期待でき、
その後数か月程度持続すると考えられています。
そのため、通常のインフルエンザシーズン
を考えれば、
10月の接種が早すぎるということはありません。
特に、
- 13歳未満のお子さま
- 保育園・幼稚園・学校などで
集団生活をしているお子さま - 受験や大切な行事を控えている方
- 基礎疾患をお持ちの方
などは、
早めに接種予定を立てておくと安心です。

11月の接種でも大丈夫?
11月はインフルエンザワクチンを接種するのに
適した時期です。
11月中に接種すれば、
冬の本格的な流行を迎える前に免疫がつくことが期待できます。
13歳以上で1回接種の方であれば、
10月後半〜11月頃
をひとつの目安にするとよいでしょう。
ただし、10月から11月はインフルエンザワクチンの予約が集中しやすい時期でもあります。
「11月頃に打とう」と考えている方も、
予約については
早めに確認しておくことをおすすめします。

12月になってからでも接種した方がいい?
12月になったからといって、
インフルエンザワクチンを接種する意味が
なくなるわけではありません。
まだインフルエンザが本格的に
流行していない場合や、
その後も流行が続くと考えられる場合には、
12月以降の接種にも意味があります。
ただし、接種してから免疫がつくまで
には時間がかかります。
そのため、
「12月になってから考えればいい」ではなく、
できれば10月〜11月に接種を済ませておく
ことをおすすめします。
接種時期に迷った場合には、
12月中旬頃までに接種を終えることを一つの目安にするとよいでしょう。

13歳未満のお子さまは10月からの接種がおすすめです
お子さまの場合は、
特に早めに接種スケジュールを考えておくことが大切です。
注射タイプのインフルエンザワクチンでは、
13歳未満のお子さまは原則として2回接種
となります。
2回接種する場合は一定の間隔をあける必要があり、
一般的には4週間程度あけて接種すること
が推奨されています。
例えば、
1回目:10月上旬〜中旬
2回目:11月上旬〜中旬
というスケジュールにすると、
冬の流行に余裕をもって備えることができます。
11月になってから1回目を接種すると、
2回目が12月になることもあります。
そのため、
13歳未満のお子さまで注射タイプの
インフルエンザワクチンを希望される場合には、
10月頃から1回目の接種を始める
ことをおすすめします。
受験や旅行、大切な予定がある場合は?
受験、旅行、発表会、スポーツ大会など、
大切な予定に合わせて接種したい方
もいらっしゃると思います。
インフルエンザワクチンは、
接種したその日から十分な効果
が期待できるわけではありません。
そのため、大切な予定がある場合には、
少なくとも予定の2週間程度前まで
には接種を済ませておくこと
をおすすめします。
ただし、特定の日だけを狙って接種するよりも、
インフルエンザシーズン全体を考えて、
10月〜11月頃に接種しておく方
が予定を立てやすくなります。
高齢者や基礎疾患のある方はいつ接種する?
高齢の方や、心臓・肺などの慢性疾患、
糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方では、
インフルエンザにかかった場合に
重症化するリスクが高くなることがあります。
そのため、流行が始まってからではなく、
10月〜11月頃に余裕をもって接種しておくこと
をおすすめします。
持病の状態や治療内容によって
接種時期について迷う場合には、
診察時にご相談ください。

鼻から接種する「フルミスト」はいつ受ければいい?
2026年度、当院では注射タイプのインフルエンザワクチンに加えて、
**鼻から接種する「フルミスト」**
の取り扱いも予定しています。
フルミストは、
**2歳以上19歳未満(2〜18歳)**が対象で、
日本では1シーズンに1回の接種です。
フルミストについても、
インフルエンザの流行前となる
10月〜11月頃の接種をおすすめします。
なお、フルミストは通常の注射タイプとは異なる「生ワクチン」です。
年齢や体調、持病などによっては、
フルミストではなく注射タイプのワクチン
をおすすめする場合があります。
「注射とフルミストでは何が違うの?」
「うちの子にはどちらが向いている?」
という疑問については、
次回のコラムで詳しく解説します。
インフルエンザワクチンの接種時期まとめ
インフルエンザワクチンを
いつ接種するか迷った場合は、
次のように考えると分かりやすいでしょう。
- 10月:★おすすめ。
特に2回接種が必要なお子さまは早めに - 11月:多くの方におすすめの接種時期
- 12月:接種は可能。できれば12月中旬頃までに
- 13歳未満のお子さま:
10月から1回目を始めると予定を立てやすい - 受験や旅行など大切な予定がある方:
少なくとも予定の2週間程度前までに
インフルエンザの流行時期は毎年異なります。
大切なのは、
「流行してから接種する」のではなく、
「流行する前に接種しておく」ことです。
福寿メディカルクリニックでは、
2026年度のインフルエンザ予防接種を
10月から開始予定です。
予約開始日、接種料金、フルミスト
の予約方法などについては、
ホームページで改めてご案内いたします。

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