Columnコラム

2026.02.09

皮下にしこりがあるときに考えること

皮下にしこりがあるときに考えること

― 様子を見てよい場合と、相談したほうがよいサイン ―


皮膚の下に、
「しこりのようなものを触れる」
「いつの間にかできていた」
と気づき、不安になる方は少なくありません。

しこりの多くは良性ですが、
原因や対応は一つではありません


■ 皮下のしこりの主な原因

皮下に触れるしこりには、次のような原因があります。

  • 粉瘤(アテローム)

  • 脂肪腫などの良性腫瘤

  • 炎症による腫れ

  • けがや打撲後のしこり

  • その他、経過観察が必要なもの

見た目や触った感じだけで、
正確に判断することは難しい場合があります。


■ 様子を見られることが多いしこり

次のような場合は、
すぐに慌てる必要がないこともあります。

  • 大きさが変わらない

  • 痛みや赤みがない

  • 触っても強い違和感がない

ただし、
経過をみることが前提になります。


■ 受診を検討したほうがよいサイン

次のような場合は、受診をご検討ください。

  • しこりが徐々に大きくなっている

  • 痛み、赤み、熱感が出てきた

  • 繰り返し腫れる

  • 触ると強い違和感がある

  • 何のしこりか分からず不安がある

「念のため確認したい」という理由での受診も問題ありません。


■ 手術が必要になることはありますか?

皮下のしこりの中には、
手術による治療が検討されるものもあります。

ただし、

  • すぐに手術が必要な場合

  • 炎症が落ち着いてから対応する場合

  • 経過観察で問題ない場合

など、対応は状態によって異なります。


■ 当院での外科診療について

当院では、皮下のしこりについて、

  • 診察による評価

  • 必要に応じた検査

  • 当院で対応可能かどうかの判断

を行います。

状態によっては、
外来での処置や手術を行う場合もありますが、
専門的な治療が必要な場合は、
適切な医療機関をご紹介します。


■ 当院の診療の考え方

当院では、
「すぐ取る・取らない」ではなく、
今後どうするのが適切かを整理してお伝えすることを大切にしています。

皮下のしこりで不安がある場合も、
どうぞお気軽にご相談ください。

 

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