Columnコラム

2026.07.16

熱中症にご注意ください

熱中症の症状・応急処置・
受診の目安
を分かりやすく解説

今年は7月に入り、
35℃を超える猛暑日が続いています。

環境省・気象庁から
「熱中症警戒アラート」が発表される日もあり、

年齢を問わず熱中症への注意が必要です。

熱中症は屋外だけでなく、
自宅や職場など室内でも起こることがあります。

また、小さなお子様や高齢の方では
重症化しやすいため、早めの対応が大切です。

今回は、熱中症の症状や応急処置、
受診の目安について分かりやすくご紹介します。


熱中症とは?

熱中症とは、高温多湿な環境で
体温調節がうまくできなくなり、
体内の水分や塩分のバランスが
崩れることで起こる病気です。

通常、人は汗をかくことで体温を下げています。

しかし、気温や湿度が高い環境では
熱を十分に逃がすことができず、
体内に熱がこもってしまいます。

その結果、めまいや頭痛、
吐き気などの症状が現れ、

重症になると
意識障害やけいれんを起こすこともあります。


熱中症の初期症状

次のような症状がみられたら、
熱中症の可能性があります。

  • めまい、立ちくらみ
  • 大量の汗をかく
  • 足がつる(筋肉のけいれん)
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 倦怠感、体がだるい
  • ふらつき
  • 集中力の低下

「少し疲れただけかな」と思っていても、
熱中症の初期症状であることがあります。

無理を続けず、早めに休憩することが大切です。


重症化すると現れる症状

次のような症状がある場合は、
重症の可能性があります。

  • 呼びかけへの反応が鈍い
  • 意識がもうろうとしている
  • 水分を自力で飲めない
  • けいれんを起こしている
  • 真っすぐ歩けない
  • 高熱が続いている

このような場合は救急要請を含め、
速やかに医療機関を受診してください。


熱中症かなと思ったら

熱中症が疑われる場合は、
まず次の対応を行いましょう。

  • 涼しい場所へ移動する
  • エアコンの効いた室内で休む
  • 衣服をゆるめる
  • 首・脇の下・足の付け根などを冷やす
  • 水分と塩分を補給する

スポーツドリンクや経口補水液などが有効です。

ただし、意識がはっきりしない場合や
吐き気が強く飲めない場合は、

無理に水分を飲ませず、
医療機関を受診してください。


医療機関を受診する目安

次のような場合は、
早めの受診をおすすめします。

  • 水分を飲んでも症状が改善しない
  • 頭痛や吐き気が続く
  • 強いだるさが続く
  • 繰り返し嘔吐する
  • 高齢者や乳幼児
  • 心臓病や腎臓病、糖尿病など持病がある方
  • 数時間休んでも改善しない

症状が軽く見えても、
脱水が進行していることがあります。

無理をせず、医療機関へご相談ください。


熱中症を予防するために

熱中症は予防できる病気です。

日頃から次のことを心掛けましょう。

  • のどが渇く前からこまめに水分補給する
  • 汗を多くかいた時は塩分も補給する
  • エアコンや扇風機を適切に使用する
  • 外出は暑い時間帯を避ける
  • 帽子や日傘を利用する
  • 十分な睡眠をとる
  • 朝食をしっかり食べる

特に高齢者は暑さを感じにくく、
小さなお子様は体温調節機能が未熟なため、
ご家族の見守りも大切です。


当院からのお願い

熱中症は早めの対応が何より重要です。

「少し様子を見よう」と無理をすると、
短時間で重症化することもあります。

暑い日が続く時期は、体調の変化を軽く考えず、気になる症状があれば早めにご相談ください。

当院では熱中症をはじめ、発熱や脱水症状など、夏場の体調不良にも対応しております。

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