下痢と便秘を繰り返すときに考えること
― 原因と受診を検討する目安 ―
はじめに
「下痢が続いたと思ったら、今度は便秘になる」
「お腹の調子が安定しない」
このように、下痢と便秘を繰り返す症状は珍しくありません。
一時的な体調変化で起こることもありますが、
症状が長く続く場合には、背景に病気が関係していることもあります。
下痢と便秘を繰り返す主な原因
■ 過敏性腸症候群(IBS)
腸の動きが過敏になり、
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下痢型
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便秘型
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混合型(下痢と便秘を繰り返す)
などのタイプがあります。
ストレスや生活リズムの変化が影響することもあります。
腸は自律神経の影響を強く受けています。
ストレスや生活リズムの乱れが続くと、腸の動きが不安定になり、
下痢と便秘を繰り返す状態になることがあります。
■ 生活習慣の影響
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食事内容の変化
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水分不足
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不規則な生活
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強いストレス
これらが腸の動きに影響することがあります。
■ 注意が必要な病気
次のような症状を伴う場合は、慎重な判断が必要です。
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血便がある
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体重減少がある
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強い腹痛が続く
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貧血がある
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40歳以降で初めて症状が出現した
このような場合には、
大腸の病気が関係している可能性も考慮します。
症状の見分け方のポイント
■ 比較的よくみられるパターン
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排便後は痛みが軽くなる
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ストレスが強いと悪化する
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症状の波がある
■ 受診を検討すべきサイン
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症状が数週間以上続く
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徐々に悪化している
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出血を伴う
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全身状態が悪い
受診を検討する目安
■ 早めに相談したほうがよい場合
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下痢と便秘を繰り返す状態が続く
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市販薬で改善しない
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腹痛や膨満感が続く
■ 早急な受診が必要なサイン
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大量の血便
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黒色便
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強い腹痛
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発熱や脱水症状
当院での対応について
当院では、
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症状の詳しい聞き取り
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生活習慣の確認
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必要に応じた検査の検討
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今後の対応方針の説明
を行います。
※ 現時点では大腸内視鏡検査は行っておりません。
必要と判断した場合には、適切な医療機関をご紹介します。
当院の診療の考え方
下痢と便秘を繰り返す症状は、
機能的な問題であることも多い一方で、
見逃してはいけない病気が隠れている場合もあります。
当院では、
症状の背景を整理し、安心して次の行動が取れるようにすることを大切にしています。
気になる症状がある場合は、ご相談ください。

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