子どもの咳が長引くときに考えること
― 受診の目安と注意点 ―
子どもの咳が数日以上続くと、
「まだ様子を見ていいのか」
「何か別の病気ではないか」
と心配になる方も多いのではないでしょうか。
咳はよくある症状ですが、
長引く場合には原因を考えることが大切です。
■ 子どもの咳の主な原因
子どもの咳は、次のような原因で起こることがあります。
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かぜなどのウイルス感染
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気管支炎
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インフルエンザなどの感染症
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アレルギー
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喘息
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鼻水がのどに流れることによる咳
原因によって、対応や治療方針は異なります。
■ 様子を見られることが多い咳
次のような場合は、
経過を見られることもあります。
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元気があり、食事や水分が取れている
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咳以外の症状が軽い
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咳の回数が徐々に減ってきている
ただし、症状の変化には注意が必要です。
■ 受診を検討したほうがよいサイン
次のような場合は、受診をご検討ください。
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咳が1週間以上続いている
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夜間や明け方に咳が強くなる
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咳で眠れない、日常生活に支障が出ている
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発熱を伴っている
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ゼーゼー、ヒューヒューする呼吸音がある
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元気がなくなってきた
■ すぐに受診が必要な可能性があるサイン
以下のような場合は、早めの医療機関受診をおすすめします。
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呼吸が苦しそう
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咳が急に悪化した
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顔色が悪い
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水分が取れない
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意識がぼんやりしている
このような場合は、
迷わずご相談ください。
■ 当院での小児診療について
当院では、子どもの咳について、
症状の経過や生活状況を丁寧にお伺いし、
必要に応じて検査を行い、原因を評価します。
感染症、アレルギー、喘息など、
さまざまな可能性を考慮しながら診療を行います。
■ 当院の診療の考え方
当院では、
「よくある咳」と決めつけず、
なぜ咳が続いているのかを考えることを大切にしています。
咳が長引いて不安な場合も、
どうぞお気軽にご相談ください。


