検査で異常がないと言われたときに考えること
― 症状があるのに不安が残る方へ ―
体調不良で医療機関を受診し、
検査を受けたものの
「特に異常はありません」と言われた経験はありませんか。
検査で異常がないと言われると、
安心する一方で、
「では、このつらさは何なのだろう」と
不安が残る方も少なくありません。
■ 検査で異常が見つからないことは珍しくありません
医療の現場では、
-
初期段階の病気
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一時的な体調の変化
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複数の要因が重なった症状
などの場合、
検査で明確な異常が見つからないこともあります。
これは、
「問題がない」という意味ではなく、
現時点で重大な異常が確認されていないという意味です。
■ 症状があること自体が重要な情報です
検査結果に異常がなくても、
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痛み
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だるさ
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不快感
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日常生活への支障
がある場合、その訴えは重要です。
当院では、
検査結果だけで判断するのではなく、
症状の経過や変化を大切にしています。
■ 経過をみることが必要な場合もあります
症状によっては、
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時間の経過で変化がはっきりしてくる
-
再評価することで原因が見えてくる
こともあります。
「異常がないから終わり」ではなく、
必要に応じて見直す姿勢が重要だと考えています。
■ 再受診や相談をしてよいサイン
次のような場合は、再度の受診やご相談をおすすめします。
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症状が改善しない
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症状が悪化してきた
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新しい症状が加わった
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日常生活への影響が大きい
-
不安が強く残っている
不安を我慢する必要はありません。
■ 当院での診療について
当院では、
検査結果と症状の両方を整理しながら、
今後どうするべきかを明確にお伝えすることを大切にしています。
必要に応じて、
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検査の追加
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経過観察
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専門医療機関へのご紹介
を組み合わせて対応します。
■ 当院の診療の考え方
当院では、
「検査で異常がない=問題がない」とは考えません。
不安な時間をできるだけ短くし、
判断を先延ばしにしすぎない医療を行うことを心がけています。
症状がはっきりせず不安な場合も、
どうぞお気軽にご相談ください。
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